家賃滞納という貧困
2019年02月08日(金)
友人の司法書士 太田垣さんが新著を出されたので、購入させていただき社員一同で改めて勉強会。
本の利益は全額シングルマザーの支援に使われます。
不動産運用、管理をやっていると一定割合で賃料滞納が起こりますが、大きく以下に分類できます。
①単にだらしがない人
②確信犯
③状況が変化してしまい、わかっているが本当に払えない人
私も過去に強制執行、断行も数回やりましたが、そこまでいくのは②③の人です。
②は別として、③については「少しづつ遅れがちになる」「連絡が取りづらくなる」「近隣からゴミの苦情が来る」など事前に兆候が見えることも多くあり、その段階で手を打てば、防ぐ手段を講じることもできます。
物件供給過多の時代、入居者を確保するのと同時に、健全に長期入居してもらうことも同じくらい大切です。
「滞納は悪」と決めるのは簡単ですが、その前に原因をよく把握し芽を摘むことが、結果的にオーナーの大切な資産を長期的に守ることにもつながります。