賃料設定の重要性
2018年10月03日(水)
新たに募集管理を受託し、2週間前から、入居者募集を開始した広尾の新築一棟物件も75%まで決まってきました。この時期にしてはボチボチのペースです。
この物件は事前にオーナーとよく相談し、空室率を可能な限り下げるために賃料を相場より5%程敢えて下げたので、その効果も大きく感じます。
例えば、周辺相場が7万5千円の物件を8万円で募集してしまった為に2か月間空室になってしまった場合、その損失を回収する為には4年近くもの期間が費やされます。
さらに高めの賃料だと短い期間で退去してしまうことも多いため、途中の空室ロス、原状回復の貸主負担分も考えると差はさらに大きくなります。
新築ワンルームにありがちな、最初からキャッシュフローがマイナスの物件など、物件価格が跳ね上がらない限りまずマイナスです。賃料保証などは、高く支払った売買価格の一部が返ってきているだけ。
特に借入して購入した場合は、支払い、キャッシュフローとのバランスも大切ですが、賃料設定は超一等地を除けばかなりシビアにみる必要があります。
収支も1年ではなく、5年スパンの平均位で考えた方がより安定して運用できます。空室、賃料設定でお悩みがありましたら、弊社までお気軽にご相談下さい。